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【新ルール】めくれ上がった芝を押さえつけた。これって罰あり?

ティショットをフェアウェイ左サイドに置いた須貝。ところがセカンド地点に行ってみると、ボールのすぐ後ろの芝がめくれ上がっていた。それを見た須貝は「新ルールでコース上のすべての損傷は直せるようになった」と、めくれ上がった部分を足で踏んで直そうとした……。

須貝のティショット

フェアウェイど真ん中の絶好のポジション

いざ打とうとすると、ボールの手前の芝がめくれあがってる!

邪魔になりそうだから、芝を踏んじゃえ!

ゴルル会員番号47 満石奈々葉、ゴルル会員番号52 須貝香菜美

直していいのか、それとも…

地面から完全には切り離されていない芝が邪魔なので押さえつけた。どうなる?

  • A. 2打罰

    正解。新ルールでは、グリーン上の「人や外的影響によって生じたあらゆる損傷」は修理できるようになった(規則13・1a)が、ジェネラルエリアでは、ストロークに影響を及ぼす状態の改善は認められない。(規則8・1a)。今回のように地面から分離しない芝を抑えつけたり取り除いたりすると、スウィング区域やライの改善で2打罰を受ける。

  • B. 罰なし

    不正解。新ルールでは、グリーン上の「人や外的影響によって生じたあらゆる損傷」は修理できるようになった(規則13・1a)が、ジェネラルエリアでは、ストロークに影響を及ぼす状態の改善は認められない。(規則8・1a)。今回のように地面から分離しない芝を抑えつけたり取り除いたりすると、スウィング区域やライの改善で2打罰を受ける。

  • A. 2打罰
  • B. 罰なし

覚えておこう! ルールの新用語「地面にくい込む」

プレーヤーの球が、直前のストロークの結果作られたピッチマークの中にあり、球の一部が地表面よりも下にある場合、「地面にくい込んだ」とみなされ、ジェネラルエリアでは救済の対象になる。このとき、必ずしも球が土に直接触れている必要はない(球と土の間に草やルースインペディメントが介在している場合もあるため)。

週刊GD2019年11月05日号より

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