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【新ルール】プレー中、ドライバーのカチャカチャ機能でドライバーのヘッドをいったん外して、元に戻した。これって性能変更? 使ってもOK?

朝イチで体が回らないためか、ボールが思うように上がらない水谷。そこで、調整機能を使ってロフトを変更することに。それを見た満石は「クラブの性能を変えたらそのクラブは使えなくなってしまう」と指摘。それに対し水谷は、元に戻せば使用できると主張――。

水谷のティショット

ロフトを寝かせると球が上がってくれるかも!

調整機能でロフトを変更…

ロフト変更しようとヘッドを外した…

しかし、ラウンド中の性能変更はペナルティだよと、渥美

ゴルル会員番号48 渥美友里恵、ゴルル会員番号44 水谷花那子

ラウンドの途中にクラブのロフトを変更したが、すぐに過ちに気づいて元に戻した。この場合の処置は?

  • A. ロフトを変えた時点で違反なので不使用宣言をしなければならない

    不正解。ラウンド中、調整機能を使用して性能を故意に変えたクラブでストロークを行うことは禁止されている。旧ルールでは、性能を変更した時点でペナルティが課せられたが、新ルールでは、変更したクラブでストロークを行う前に、調整機能によって元の状態に復元されたときは罰はなく、引き続きそのクラブを使用することができる(規則4・1a)

  • B. 打つ前に元に戻せば問題ない

    正解。ラウンド中、調整機能を使用して性能を故意に変えたクラブでストロークを行うことは禁止されている。旧ルールでは、性能を変更した時点でペナルティが課せられたが、新ルールでは、変更したクラブでストロークを行う前に、調整機能によって元の状態に復元されたときは罰はなく、引き続きそのクラブを使用することができる(規則4・1a)

  • A. ロフトを変えた時点で違反なので不使用宣言をしなければならない
  • B. 打つ前に元に戻せば問題ない

覚えておこう! ルールの新用語「ストロークと距離」

プレーヤーが、直前のストロークを行ったところから球をプレーすることによって救済を受けた場合、「ストロークと距離の救済を受けた」と表現する。プレーヤーの球がOBやペナルティーエリアに入った場合だけでなく、球がコース上のどこにあっても、常に、1打罰のもとストロークと距離の救済を受ける(=元の位置から打ち直す)ことを選択することができる。

監修/小山混

週刊GD2019年11月12日号より

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