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月刊GD1月号「S-1グランプリ」ウェッジプレゼント

「S-1グランプリ」でベスト4入りを果たした4モデルをプレゼント! 下記リンクよりご応募ください。

プレゼントNo.1
フォーティーン「RM-4 SS」

使い手のイメージに応えるバツグンの操作性

【プレゼントSPEC】
●52度 バウンス8度
●56度 バウンス11度

プレゼントNo.2
クリーブランド「RTX DEEP FORGED」

一度打ったら病みつき! 軟らか打感

【プレゼントSPEC】
●52度 10F
●56度 12M

プレゼントNo.3
三浦技研「MG-R01」

2年連続上位入賞! “神の手”ミウラは伊達じゃない

【プレゼントSPEC】
●52度 バウンス10度
●56度 バウンス10度

プレゼントNo.4
ブリヂストン「TOUR B BRM」

使い手を選ばない万能型! 総合力はピカイチ

【プレゼントSPEC】
●52度 8M
●56度 10A

上記4モデルを52度・56度の2本セットで各1名様にプレゼント!

下記リンクよりご応募ください。
【応募締め切り】2021年12月20日(月)

こちらもチェック!

  • 寄せの達人たちにアプローチの極意を教えてもらう本特集。最後は、女子プロNo.1のアプローチ名手、申ジエプロ。まずはアプローチで大切にしていることを教えてもらった。 PHOTO/Takanori Miki THANKS/太平洋クラブ八千代コース 申ジエ1988年生まれ。韓国出身。元世界ランクナンバー1のレジェンド。日本だけで26勝、海外での勝利も合わせるとなんと50勝以上。かつて週刊ゴルフダイジェストの企画「女子プロが選ぶこのプロがスゴイ」のアプローチ部門で1位に輝いたことも https://my-golfdigest.jp/lesson/p42806/ https://my-golfdigest.jp/lesson/p42906/ 失敗を重ねないと覚えない ――プロ仲間からも一目置かれる存在の申ジエプロですが、プロ自身がもっとも大事にしていることは何ですか?申 アプローチはリカバリーショット。だからこそ、次のパットをどこから打つかが重要で、どこから打つとベストか、そのことを考えています。 ――ベストな結果を生むために、どのような考えでショットに臨んでいますか?申 「視線のイメージ」と「手の感覚」を大事にしています。視線で球筋を明確にイメージし、そのイメージをもとに、インパクトの強さをイメージする。このふたつがマッチしたとき、ベストな結果を生むことができるんです。――ジエプロはたくさんの技の引き出しがあるように見えるのですが、それは経験によって培われたものですか?申 経験は経験ですが、“失敗”の経験ですかね。――失敗?申 今の若い子は練習ではいろんな種類のアプローチを練習しています。でも、試合になると自信がないからか、安全なことしかやらない。もちろん、その気持ちもわかります。でも私は、失敗を重ねないと本当の技術は身につかないと思っています。失敗し、そこで反省して次に生かす方法を考え、また挑む。この繰り返しのおかげで今があると確信しています。レベルの差はあるかもしれませんが、これはアマチュアの方も同じですよ。――なるほど。確かにラウンドではついつい安全に考えてしまいます……。手の感覚についてはいかがですか?申 ボールはフェースの当たり方で飛び方が決まります。そして、ボールが当たったとき、最初に感覚が伝わるのは手。つまり、手の感覚が鋭ければ、いいショットのときの感覚を覚えていられるわけです。目隠ししても、当たったときの感触で弾道がわかっていないとダメだと思っています。そうしないと、いつまで経っても、イメージとのギャップは埋められません。“手の感覚”を大切にすることで、きっと違いが出てくるはずです。 常に手に意識を集中 「手先の感覚が大事なので、食事をするときや何か物をつかむときなども、手に意識を集中させるようにしています」 フェース面=右手のひら 「フェース面と右手のひらは同じだと考えています。フェースを手のように使えれば、自分が思った球を打つことができます」 では、実際にどう打っている?>>後編へ続く 月刊ゴルフダイジェスト2021年12月号より こちらもチェック!
  • ウッド類1万2000本、アイアン1000セット以上という膨大な在庫を誇るレンタルクラブサービス「クラブステーション」。果たしてどんなシステムなのか。「試打クラブ」と「ラウンドセット」の2種類あるレンタルサービスのうち、「試打クラブ」を体験レポート! クラブは高い買い物。買って後悔はしたくない。ショップや練習場で試打をして購入を決める人も多いと思うが、インドアでの計測や練習場での数球の試打だけでは分からないことも多い。練習場でじっくり打って、さらにコースでどんな球が出るか。そこまで確かめたうえでクラブを決めたいところ。そんな道具にこだわるゴルファーにピッタリなのが「クラブステーション」。あらゆるメーカーのクラブを揃える日本最大のレンタルクラブサービスだ。存在は知っていたものの、利用したことがなかったので、どんなサービスなのか、使ってみた。 クラブが多すぎて目移り!王道モデルをチョイス 今回利用したのは、「試打レンタル」。文字通り、クラブを借りて、期間内は自由に試打できるサービスだ。一度に借りられるクラブは3本までで、1本だと4180円、2本で4840円、3本借りると5500円(往復送料込み)。アイアンセットの場合は1セット5500円。通常は3泊4日だが、Myゴルフダイジェスト有料会員は7泊8日まで借りられる。練習場とコースでじっくり試せそうだ。クラブだけでなく、シャフト単体でも借りられるようなので、今回はドライバー1本とシャフト2本を借りることに。 主要メーカーはほぼすべてラインナップされている クラブステーションHPの「試打クラブ」ボタンから、「試打クラブを探す」へ進んでいくと、クラブの検索画面が現れる。試打クラブの検索は会員登録していなくても利用できるので、どんなクラブが借りられるのか一度覗いてみるといいだろう。 こちらが検索画面。クラブの種類、メーカー、ブランドの順で選び、さらに硬さやロフトなどの詳細条件を選んで検索できる 今回は、まだ打ったことがなかったテーラーメイドの「SIM2 MAX」を試してみることに。ちなみに最新モデルは発売日前から借りられるものが多い。 同じ「SIM2 MAX」でも、ロフトやシャフトの種類によって細かく取り揃えている。背景がグレーのクラブは、すでに借りられていることを示している ラウンド予定に合わせて期間を設定し、検索すると、運よく希望のスペックが空いていた。「スピーダーエボリューション7 661」が付いたクラブを選択し、別で「ツアーAD HD-6」と「ディアマナTB60」のシャフトも借りることに。スリーブも、もちろんヘッドに合わせて選択できる。 シャフトのランナップもかなり充実している 届いたクラブは、専用の青いケースに梱包されていた。中には1本のドライバーと2本のスリーブ付きシャフト、それにトルクレンチが入っている。返却するときはどうすれば? と思ったら、中に返送用の宅急便伝票も同梱されていた。これを貼り付けて返送するだけなのでカンタンだ(郵送料金もレンタル料に含まれているので払う必要はない)。 届いたクラブはこんな感じ。シャフト交換用のトルクレンチも同梱されている 練習場ではツアーADしかしコースでは……? さっそく練習場で試打。人気のモデルだけあって、ヘッド性能は申し分ない。現在使用しているヘッドよりも、スピン量が少なく、いつもなら吹き上がって弱いスライスになりそうな当たりのときでも、比較的強いフェードで飛んでいく。続いてシャフトを付け替えてみる。普段じっくり打ち比べたことがなかったが、こうして同じ条件で比較しながら打ってみると、性格の違いがよく分かる。スピーダーはやはりつかまりがよく、出球から左になることも。一方ディアマナは球がつかまりきらず、右にすっぽ抜けることも。ツアーAD HDが最もタイミングが合いやすく、方向性が安定していた。 練習場でカチャカチャしながら打ち比べるのも楽しい そして満を持してコースへ。スタート前の練習場でも、やはりツアーADが一番いい球が出たので、意気揚々とスタートティーへ。最初の数ホールは、フェアウェイをとらえいい感じ。風に負けない強い球で、距離もいつもより出ている。ところが後半に入ると、右に押し出すことが多くなってきた。そこでスピーダーに差し替えると、つかまったいいドローが出た。打ち出しも高く、いわゆる高弾道・低スピンの飛ぶ球筋に。コースでは練習場よりも振ってしまうぶん、中~手元調子のシャフトだと振り遅れ気味になるのだろうか。先調子系のほうがしっかりとヘッドが戻ってくれてタイミングが合いやすかった。 「黄金スペック」探しの旅はつづく… 結果、「SIM2 MAX」のヘッドに「スピーダー」のシャフトが自分にはピッタリ合いそうな気がしたが、ちょっと後半、振りが重く感じたのが気になるところ。せっかくなら、今度はちょっと軽いシャフトでも試してみたい。50g台のSとXを借りてみようか。いや、その前に通常の「SIM2」、いや、キャロウェイの「EPIC MAX LS」ヘッドも試さなくては……。というわけで、悩みがいっそう深まった気もするが、練習場とコースでシャフトを打ち比べられたのは、まるでプロにでもなった気分で、なかなか得がたい経験だった。自分に合った究極の1本を追求したい方は、ぜひ一度試してみてほしい。 「クラブステーション」を体験してみる Myゴルフダイジェスト有料会員は「クラブステーション」がお得に! MyGD会員限定のスペシャル特典をチェック
  • プロの14本のクラブセッティングと、それらのクラブを選んだプロのこだわりを紹介する連載「プロスペック」。今回は、2019年エリエールレディス以来の優勝を目指す渋野日向子のセッティングに注目。 PHOTO/Shinji Osawa 渋野日向子 しぶのひなこ。1998年生まれ。岡山県出身。2019年の全英女子オープンを制して一躍スターに。現在はスウィング改造中で、さらなる進化を目指している 7月以降は日本を主戦場に戦っている渋野日向子。徐々に調子が上がりつつあり、ファンが待ち望んでいる優勝に近づきつつあることが渋野のクラブ担当者の話から垣間見えた。「G410のドライバーを長く愛用してもらっています。もちろんG425が出たときにも試してもらいましたし、今年のオフにも試してもらったのですが、G410のほうがやっぱり安心感があるのと、打球音が心地いいということで410を使っています。気持ちよく打てるのが一番だと言っていました」渋野はスウィング改造の真っただ中だが、その進化の過程で変化したのがドライバーのロフトだ。「今まで10.5度を使用していましたが、スウィングとカラダの改造で球を上げられるようになってきました。そこで、全英に行く前に9度を投入しました。ヘッド自体は9度ですが、シャフトポジションを変えてリアルロフトを8度にしています。女子にしてはかなり珍しいロフトですが、しっかり球は上がっていましたし、強い球も出ていたので本人も満足しています。これ以上ロフトを付けると球が吹き上がると思うので8度がベストですね」自分がやりたい動きと球筋が一致してきたことで、本来の感覚が戻りつつある。女子ツアー秋の陣で久々の優勝が見られるか。 スウィング改造の一つの目的は飛距離アップだが、それをクラブには頼らず、クラブはあくまでも自身のフィーリングを重視。飛び性能は重視しつつ、自分の気持ちいい打感を大事にしている 以前は5番UTの下にG425とi210の2本の6番アイアンを入れていたが、5UTとG425の6番アイアンの飛距離の階段が合わなくなり始めたことで6UTを試したら、ピッタリとハマッた ウェッジは46、51(表示は52)、54、57度(表示は58)の4本態勢。100ヤード以内の精度を上げたいと考えていた渋野本人の気持ちと、共に合宿をした石川遼からのアドバイスが一致した結果、このセッティングに。52、58度のロフトをそれぞれ1度ずつ立てて、ロフトピッチを調整している このパターに固執しているわけではなく新しいものも積極的に試す渋野だが、最後はこれに戻るという 渋野日向子の14本 週刊ゴルフダイジェスト2021年10月12日号より 「プロスペック」バックナンバー こちらもチェック!
  • ウェッジは「52・56」「52・58」という人が多いが、PGAツアーでは「52・56・60」の3本が主流になっている。果たしてその理由は? 我々も真似していい? ウェッジのロフトセッティングを大研究! PHOTO/Akira Kato、Hiroyuki Okazawa、Tadashi Anezaki、Hiroaki Arihara PGAツアーでは半数が「52・56・60」 PGAツアーでは56度と60度を入れている選手が7割以上にのぼり、なかでも主流の「52・56・60」セッティングが全体の半数近くを占めている。それに対して日本のツアーでは、「52・58」の2本セッティングが主流。この違いは何なのか?それはやはり「60度」の存在だろう。近年のPGAツアーでは上位のほぼすべての選手が60度以上のウェッジを入れている。タイガー・ウッズがデビュー以来「56・60」を使っているように、以前から60度を入れる選手もいたが、これだけ多くの選手が使うようになったのは2010年の新溝規制施行後。スピンに頼るよりも、「高さ」で止めることにシフトしてきたからだ。 【PGAツアー】7割以上が「56・60」+1本 賞金ランク30人中27人が60度以上のウェッジを入れていた。「56・60」+1本という構成の選手が22人で、そのうち「52・56・60」の構成が14選手いた。日本ツアーで主流の「52・58」はデシャンボーただ1人だけ 【日本男子ツアー】「52・58」が最も多い 国内男子ツアーで活躍する41選手のウェッジセッティングを調べると「52・58」が14人で最も多かった。いちばん下の番手は58度が20人で最多。60度以上はわずか7人のみだった PGAツアー選手のウェッジセッティング コリン・モリカワ 【52度】テーラーメイド「ミルドグラインド2」【56度】タイトリスト「ボーケイSM8」【60度】テーラーメイド「ミルドグラインド2 ハイトウ」 アイアンは番手によって違うモデルを入れている。ウェッジもロフトによって3種類のモデルを使用し、50度を入れることもある ザンダー・シャウフェレ 【52度】キャロウェイ「JAWS MD5」【56度】タイトリスト「ボーケイSM6」【60度】タイトリスト「ボーケイSM8ウェッジワークス」 モリカワと同じく、ウェッジはロフト別に3種類のモデルを使用。東京五輪でもこのセッティングで挑み、見事金メダルを獲得した ジョーダン・スピース 【52度】タイトリスト「ボーケイSM8」【56度】タイトリスト「ボーケイSM8」【60度】タイトリスト「ボーケイ プロトタイプ」 PWから単品ウェッジを使用。2012年のデビュー以来一貫して「46・52・56・60」の4本セッティングを採用している ジャスティン・トーマス 【52度】タイトリスト「ボーケイSM7」【56度】タイトリスト「ボーケイSM8」【60度】タイトリスト「ボーケイ ウェッジワークス」 スピースと同じように「46・52・56・60」の4本を使用。同じボーケイだが、ロフトによって違うモデルを使っているのが興味深い アダム・スコット 【52度】タイトリスト「ボーケイSM8」【56度】タイトリスト「ボーケイSM8」【60度】タイトリスト「ボーケイSM8」 スコットもPWから単品ウェッジを使用。「52・56・60」の上は48度を入れている。「52・56・60」セッティングは18年頃から トミー・フリートウッド 【52度】タイトリスト「ボーケイSM7」【56度】タイトリスト「ボーケイSM7」【60度】タイトリスト「ボーケイSM7」 昨年末にテーラーメイドと契約し、ウッドからアイアンまで一新したが、ウェッジは慣れ親しんだボーケイを使用している マキロイは「52」と「48」を使い分け 20年ファーマーズ「52・56・60」21年全米OP「48・56・60」2019年後半から「52・56・60」にしたマキロイ。「52」と「48」の両方を常に用意し、コースによって使い分けている。先のプレーオフシリーズではニューモデルの「MG3」をテストした 海外志向の日本選手は「52・56・60」 浅地洋佑石川 遼今年の全米オープンに出場した浅地は「52・58」から「52・56・60」に変更。日本ツアーで「60」を使用している選手はほかに、金谷拓実や石川遼など海外の試合を経験した選手ばかり 松山英樹も「52・58」から「52・56・60」に 「PGAでは60度なしでは戦えないと思い知りました」(進藤大典) 進藤大典東北福祉大卒業後、06年から谷原秀人の専属キャディとして日本ツアーのほかマスターズなど海外の試合も経験。その後、松山英樹とタッグを組み、18年末まで専属キャディを務めた。現在は解説者として活躍 今年のマスターズを制した松山英樹も、やはり「52・56・60」。しかし、このウェッジセッティングにたどり着くまでには、マスターズ初挑戦の2011年から5年もの間、試行錯誤を繰り返していた。 続きを読む 松山英樹の最新セッティング 【52度・56度・60度】クリーブランド「RTX4フォージド」 日米両ツアーを熟知する進藤大典氏に、日本とPGAツアーのセッティングの違いについて聞いてみた。「日本は受けグリーンが多く、手前から転がして攻めるのが定石。高い球でミスをしてグリーン奥に行ったらリカバリーが難しくなる。バンカー形状や芝質も、それほど高い球は求められない。しかしPGAツアーはセッティングがシビアなので高い球で止めないとダメ。だから、フワッと上がって勢いを殺した柔らかい球が打てる『60』が必要になるんです」 PGAツアー球を拾いやすく高さが出せるウェッジが必要 芝は球が沈みやすく、バンカーはフラット、グリーンは複雑な傾斜のセッティング 日本ツアー手前から転がして攻めるので高さはそこまで必要ない 芝は球が浮きやすく、バンカーは傾斜がある。そして受けているグリーンが多い 松山英樹もPGAツアーに参戦してウェッジのセッティングが大きく変わった「向こうの選手は日本人に比べて、小技の引き出しが多いし上手い。彼らを参考にしながら試行錯誤しました。高さを出すために『60度』を入れて、PWとの距離を埋めながら低い球や転がせる『52度』、そしてその中間でいろいろな球が打ちやすい『56度』。ちょうど4度ピッチになっていますが、フルショットするクラブではないのでロフトピッチはあまり関係なく『どんな球が打てるか』という目的重視で選んだ結果です」(進藤) 松山英樹のウェッジ遍歴 PGAツアーにはアマチュア時代の11年にソニーオープンとマスターズに出場。13年は10試合出場し、14年から主戦場に。16年までは毎年どころか試合ごとにウェッジのセッティングを変えていたという。16年から「52・56・60」に落ち着いた 2010年 アマチュア時代【52度】クリーブランド「CG15フォージド」【58度】イーブンゴルフ「HR-07」 2013年 プロデビュー&国内賞金王 【52度・56度】クリーブランド「CG-17」 2014年 米ツアー参戦&初優勝 【50度・56度・58度】クリーブランド「588 RTX2.0 プレシジョンフォージド」 2015年 米ツアー未勝利【50度・56度・58度】クリーブランド「588 RTX2.0 プレシジョンフォージド」 2016年 米ツアー3勝&国内2勝 【52度・56度・60度】クリーブランド「588 RTX2.0 プレシジョンフォージド」 58度で打ち分けるより「56・60」のほうがやさしい! PGAツアーで「52・56・60」のセッティングが多いのは日本とのコースコンディションの違いにあることはわかった。では、我々には「56・60」といったセッティングは必要ないのか。ギアの専門家に話を聞いてみた。 解説/松吉宗之さん(クラブデザイナー) 長年、クラブメーカーで開発に携わり、性能の工学的な数値化に取り組み、3次元CADによる設計をいち早く手掛けてきた。2018年に立ち上げた自身のブランド「ジューシー」のウェッジは、日本はもとより、PGAツアーでも評価が高い 「かつてPWが50度の時代、SWは57度、LWが58〜60度くらい。その後、PWのロフトがどんどん立っていき、米国では“ギャップウェッジ(GW)”、日本ではジャンボ(尾崎)さんの“PS”が生まれ、そのロフトがだいたい52度。そのときにSWとLWが集約されて1本になり、開いて打てる58度が浸透しました」と松吉宗之さん。「58度を開いてカットに打てば高い球が打てるが、サイドスピンが入り結果が読めない。クラブとボールが進化した現在はバックスピンがきれいに入るのでストレートなスピンで打ちたいという選手が増えてきたんです。60度なら開いて打たなくても高い球が打てる。そうなると58度を入れる理由がありません。さらに58度はバンカーやラフで、それなりに振らないとダメで、その分、トップなどのミスも出やすい。56度なら飛距離に余裕がある分、はるかにやさしく、転がしもできる。タイガーでさえ60度はバウンス11度。バウンスが大きめのモデルはソール形状も真っすぐ打つことを前提に設計されているので、無理なくロフトどおりの高さを出せる。56度はいろいろなショットが打てるようにソールが複雑に削られています。万能な56度とやさしい60度の『56・60』。この組み合わせはアマチュアにも間違いなく広まるでしょう」(松吉) タイガーもやさしい「60」と万能な「56」を使う 【56度】=転がせて飛距離も出る【60度】=開かなくても高い球 PWは49度、その下は「56・60」がデビュー以来のセッティング。60度はバウンス11度と大きめ。スクエアに打ってもボールが上がりやすい。56度は汎用性のあるソール形状 マキロイも「56・60」派 「ボールとクラブのスピン性能の向上で、ストレートなスピンのアプローチをしたいという要望が増えてきました。60度を入れれば、開いて打つ58度は必要ない。だからやさしく多用途な56度になるんです」(松吉) 最新ウェッジ「52・56・60」図鑑 週刊ゴルフダイジェスト2021年9月28日号より
  • 「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説! https://my-golfdigest.jp/gear/p17601/ 前回のお話はこちら ひと言にウェッジといっても「ピッチング(PW)」や「アプローチ(AW)」、「サンド(SW)」とさまざまありますが、今回は「AW」についてのお話です。アイアンのストロングロフト化が進み、アイアンセットのPWは45度前後が多いように思います。そしてSWとの間を埋めるクラブとして、9IとPWのロフト差と同じ間隔で、AWに50~52度を選択するゴルファーは多いでしょう。しかし、フルショットで9Iが130Y、PWが120Yなのに、AWが100Yも飛ばないという思いをしたことはありませんか? そういった悩みを持つゴルファーの多くは、アイアンはキャビティ構造や中空構造のモデルを使用する一方で、AWはマッスルバック的な形状のものを使用しているのではないでしょうか。そうした形状のAWはネック長が長く、ややヒール寄りに重心があり、なおかつ高重心設計のモデルが多いです。そのおかげで、打点が芯より低い位置になりやすく、スピンがかかりやすいというメリットがあります。しかしそのメリットが、逆に飛距離を落とす原因にもなっているのです。そんな悩みを改善するために、3~4年前から各メーカーが低重心のウェッジを開発してきました。具体的な中身はまた次回! ウェッジにも1W並みに技術革新の波が来ているのです 堀越良和ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」 週刊ゴルフダイジェスト2021年5月4日号より