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ゼクシオの未発表モデルもお目見え! 女子ツアー注目選手の最新クラブセッティング<後編>

長いシーズンも残りわずか。年間女王争いにシード争いにと、混沌を極める今年の国内女子ツアー。明暗が分かれる終盤戦に挑む女子プロたちが選んだギアとは?

PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa THANKS/ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント

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ドライバー
ダンロップ「ゼクシオ+」(9.0度)
× 藤倉コンポジット「ベンタスレッド 5R」

未発表の“ゼクシオ”を前倒しで実戦投入
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでお目見えしたゼクシオの最新モデル。試合前にR&Aの適合リストに掲載されると、すぐに実戦投入。事前に試打をした際、その性能を気に入りメーカーに「適合リスト登録を早めることはできないか」と打診して実現。青木によると新モデルは2種類あり、青木が使用しているモデルには「ゼクシオ+」という刻印があった。「見た目にもマットだし、ゼクシオの弾き感は残しつつフェースに乗る感覚もあって、いい意味で打感や音がスリクソンに寄った感じがします」

ドライバー
ダンロップ「ゼクシオ+」(8.0度)
× 三菱ケミカル「TENSEIプロ ブラック1Kコア 50S」

未発表の新ヘッドに最新シャフトをチョイス
ドライバーは青木と同じく未発表の「ゼクシオ+」のヘッドを使用し、発売されたばかりの三菱ケミカルの新シャフト「TENSEIプロ ブラック1Kコア」を挿していた。練習ラウンドではドライバーに加えフェアウェイウッドとユーティリティも新しいゼクシオを使用して、「逆球が全く出ない」とキャディと笑顔で話すなど、かなりの好感触だったが、試合ではドライバーのみ新しいモデルにスイッチした。それでも感触はよく、調整を繰り返してFWもユーティリティも、できるだけ早く実戦投入する予定。

ドライバー
ミズノ「プロトタイプ」
× 藤倉コンポジット「スピーダーNXバイオレット 50SR」

小ぶりヘッドの未発表ドライバー
春に男女ツアー会場でお目見えし、多くの契約プロがスイッチしているミズノの最新ドライバーを使う寺岡。モデル名は不明だが、ネック部分に「D132」と刻印があり、これはプロトタイプのうち体積440㏄と小ぶりなモデルのほうのようだ。ジュニア時代からずっとミズノのクラブを使用してきたと言い、ドライバーからウェッジまでミズノ一色。アイアンのシャフトはスチールではなくカーボンの「ツアーAD 65TYPEⅡ R」を使用。ウェッジは今年発売された「ミズノプロT-1」で、「いろいろできる」と本人。

ドライバー
ピンゴルフ「G440 LST」(9.0度)
× ピンゴルフ「ALTA J CBスレート S」

ドライバーシャフトを途中から純正に戻した
純正シャフトを愛用することで知られているが、今季開幕戦でウッドを「G440シリーズ」にスイッチした際、ドライバーシャフトだけ藤倉コンポジットの「ベンタスレッド」に変更していた。しかし、シーズンが進むなかで、ヘッドはそのままだが、ドライバーシャフトを使い慣れた「ALTA J CB」に戻している。ウッドは3番が「G440 LST」で5番が「G440 MAX」。ウェッジは3本とも「s159」だが、50・54度は「Sグラインド」で58度だけ硬い地面でもボールを拾いやすい「Bグラインド」を選択。

ドライバー
キャロウェイ「エリート♦♦♦」(9.0度)
× 藤倉コンポジット「スピーダーNXゴールド 50S」

アイアン、ウェッジを最新モデルにスイッチ
今シーズン、ステップ・アップ・ツアーで初優勝を遂げたルーキーの青木。レギュラーツアーでは予選落ちが多く苦しんだが、来年以降の飛躍に期待がかかる。優勝した4月はアイアンは「APEX」、ウェッジは「オーパス」を使用していたが、最新のセッティングではアイアンを「Xフォージド MAX」、ウェッジを「オーパスSP」に変更。セッティングのうち13本、ボールは「クロムツアーX」を使用するなどキャロウェイで揃えられているが、5番UTのみピンゴルフの「G440」を採用している。

ドライバー
ダンロップ「スリクソンZXi」(9.0度)

× 藤倉コンポジット「スピーダーNX ゴールド 50S」

ウェッジはアイアンより40gも重いシャフト
富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで優勝争いを演じ、日本女子オープンでポテンシャルの高さを見せた中村。ドライビングディスタンス13位の飛ばし屋が選んだドライバーは「スリクソンZXi」に「スピーダーNXゴールド」。「スピーダーNXグリーン」からシャフトを変更したが、つかまらなくなった分、ヘッドで調整している。アイアンシャフトは「N.S.プロ 850GH(R)」を使用しているが、ウェッジのシャフトは女子には重い「N.S.プロ モーダス3 システム3 ツアー125(R)」を採用している。

ドライバー
ミズノ「ST-X 230」(9.5度)

× 藤倉コンポジット「スピーダーNXゴールド 50S」

最新アイアンにスイッチして即優勝争い
「リゾートトラストレディス」で初優勝した稲垣。アイアンは優勝時、「ミズノプロ 245」を使用していたが、「ゴルフ5レディス」で8月発売の「ミズノプロM-13」を試して、即投入を決断。シャフトもグラファイトとスチールを融合させたトゥルーテンパーの「スチールファイバーi80」から「N.S.プロ850GH」に変更。ドライバーからウェッジまでミズノのクラブで統一されており、パターはオデッセイの「Ai-ONE トライ・ビーム ジェイルバード ミニ CS」を一貫して使っている。

ドライバー
キャロウェイ「エリート♦♦♦TD」(9.0度)
× 藤倉コンポジット「スピーダーNXバイオレット 40S」

替えが利かないユーティリティ2本
夏場は予選落ちが続いたが、9月に入ってから復調。ルーキーイヤーでのシード獲得に挑む。フェアウェイキープ率13位と曲がらないドライバーが武器だが、ツアー仕様のドローバイアスモデル「エリート♦♦♦TD」を開幕から一貫して使用。フェアウェイウッドも最新モデルで揃えるなか、ユーティリティは旧モデルを使用。特に5番ユーティリティの「パラダイム」は距離の調整がしやすく、使用3年目ということもあり愛着が湧いてなかなか手放すことができないと言い、セッティングの肝になる1本だ。

ドライバー
テーラーメイド「Qi35 LS」(9.0度)
× 藤倉コンポジット「スピーダーNX ブラック 50S」

ウッドはテーラーメイド、アイアンはミズノ
22年開幕から契約フリーとして戦う高橋。ウッド系はテーラーメイドのクラブで統一されているが、5番ウッドだけ旧モデルの「ステルス2」を使用している。アイアンはミズノの「ミズノプロ245」に藤倉コンポジットのカーボンシャフト「トラヴィル85S」を挿している。契約フリーになってからミズノ製の中空アイアン「ミズノプロ225」を長く愛用し、その後、同じ中空の「ミズノプロ245」にスイッチ。「ミズノらしい打感の良さもありながら、中空ならではのやさしさがあって替えられない」と本人。

ドライバー
ダンロップ「スリクソンZXi LS」(9.0度)
× 三菱ケミカル「TENSEIプロ オレンジ1K 60S」

優勝につながった三角ネックパターを愛用
開幕以来ウッドからウェッジまでダンロップの最新モデルを使用してきた入谷。パーオン率19位と切れ味鋭いアイアンショットが武器だが、アイアンは「スリクソンZXi5」に「N.S.プロ モーダス3 ツアー105(S)」を挿している。パターは優勝した週の練習日にテーラーメイドの「TPコレクション ハイドロブラスト デルモンテTB1」に変更し、シャフトは藤倉コンポジットのパター用カーボンシャフト「MCパター」で、3種類あるフレックスの中の一番硬いモデル「X-FIRM」を使用。

ドライバー
タイトリスト「GT2」(9.0度)

× 三菱ケミカル「ディアマナGT 60S」

5ブランドのクラブを自在に組み合わせ
今年から契約フリーとなり、「CAT Ladies」で2年ぶりの優勝を果たした。開幕からドライバーとフェアウェイウッドをタイトリストの「GT2」、ユーティリティはテーラーメイドの「Qi35 MAX」を使用。アイアンは5番アイアンだけ「スリクソンZXi5」で6番からPWまでは「スリクソンZXi7」。パターは優勝時には年代物の「アンサー4」を使用していたことで話題になったが、最新セッティングではテーラーメイドの日本未発売モデル「TPリザーブ TP-B13」が入っていた。

ドライバー
ブリヂストン「BX1 LS」(9.0度)

× 三菱ケミカル「ディアマナBB 53S」

最新ロースピンドライバーにスイッチ
昨年までアイアンを8年間使い続けたように、クラブをあまり替えない桑木。それでも新ドライバーが6月にツアー会場で披露されると、テストを繰り返していて夏に「BX1 LS」にスイッチを決断。当初は「スピーダーNXゴールド」を挿していたが、最新のスペックでは前のドライバーでも使い慣れていた「ディアマナBB」に変更されていた。9月にブリヂストンの最新ドライバー4種類が発売されたが、桑木はロースピンモデルを選択。フェースにつけられた細かな“ギザギザ”加工がボールの滑りを抑えてくれる

週刊ゴルフダイジェスト2025年10月28日号より